米グッドイヤーの現地法人グッドイヤー(タイランド)は30日、航空機用タイヤの新工場を建設する計画を発表した。世界的な需要増を見込めるラジアルタイヤの生産を開始する。
中部パトゥムタニ県クロンルアン郡の本社工場の敷地内に新工場を建設する。計画は3段階に分かれ、第1段階(2016~18年)で18年に工場を稼働させる予定。
第2段階(18~22年)、第3段階(23~25年)の工場増強も計画し、需要動向などを見ながら進める方針。天然ゴムなど原材料の調達費も含め、総投資額は1億6,200万ドル(約56億バーツ)を見込む。11月17日の臨時株主総会で一連の計画が承認された後、第1段階の事業に着手する。
これまで航空機用ではバイアスタイヤを生産してきたが、より軽量で耐久性に優れるラジアルタイヤに需要がシフトしつつあり、ラジアルタイヤの需要取り込みを狙う。アジアを中心に航空機用タイヤ全体の需要が伸びていることも考慮した。
同社は自動車、航空機用タイヤを生産し、国内外に供給している。昨年の売上高は前年比5%増の39億7,100万バーツ。国内販売が17億3,800万バーツ、輸出が22億3,300万バーツだった。
(2016年8月31日 7:53)