切削工具メーカーのハルシオン・テクノロジーは12日、新工場を建設する計画を発表した。電子部品メーカーなどが使用する高機能製品を増産する。
バンコク都内のバンチャン工業団地内にある既存工場の敷地内に新工場を建設する。すでに着工しており、来年第4四半期に稼働を開始する計画。投資額は約1億9,000万バーツ。このうち、約1億バーツを生産機械の購入に充てる。投資委員会(BOI)に事業認可を申請する予定。
ハードディスク駆動装置(HDD)部品や自動車部品、航空機部品のメーカー向けに高機能な切削工具を増産する。多結晶ダイヤモンドを刃先に使った従来の製品に比べ、高精度な加工が可能となる上、生産効率が最大で2倍高まり、コスト削減に貢献できるという。受注が好調に伸び、既存工場では対応できなくなった。新工場の稼働により、同社単体の売上高が20~25%増加し、利益率も高まると見込んでいる。
同社の上半期の売上高は昨年同期比11.5%増の1億7,250万バーツ。HDD関連の販売が好調だった。
海外ではフィリピンに生産会社、東南アジア5カ国に販売会社を設置しており、同期の連結売上高は同5.4%増の3億7,180万バーツだった。
(2016年10月13日 7:34)