
オランダの塗料大手アクゾノーベルは5月30日、東部チョンブリ県シラチャーで新工場を開所したと発表した。東南アジア向けの機能性塗料の生産拠点とする。
現地法人のアクゾノーベル・ペインツ(タイランド)がヘマラート・イースタン・シーボード2工業団地内に工場を建設した。投資額は3,100万ユーロ(約12億バーツ)。耐腐食性に優れる塗料や船舶用、鉄鋼構造物用の塗料などを生産する。東南アジアで需要と販売が伸びており、新工場で対応する。将来の工場拡張が可能で、粉体塗料の生産開始も想定している。当初の従業員は約100人。将来は200人まで増やす見込み。
アクゾノーベルの昨年の世界売上高は約142億ユーロ。産業用の機能性塗料、住宅用など装飾用塗料、特殊化学品の3部門で事業を展開している。
31日付各紙によると、タイの工場は4カ所目。バンコク都内に装飾用塗料、中部ナコンパトム、東部ラヨン両県に機能性塗料の既存工場がある。
両県の機能性塗料の既存工場は年内に閉鎖し、新工場に生産を集約する計画。年産能力はそれぞれ5,000トン、1,000トン。新工場は4万トンの年産能力を持つ。
(2017年6月1日 6:23)