
酸化鉄・素材メーカーの戸田工業(本社・広島市南区)はこのほど、タイで磁性コンパウンドの工場を開所した。
昨年4月に設立した子会社の戸田工業アジア(タイランド)が中部アユタヤ県のロジャナ工業団地内に工場を建設した。敷地面積は8,300平方メートル、延べ床面積は1,400平方メートル。モーターの磁石の材料となる磁性コンパウンドを生産する。
磁性コンパウンドは磁性粉末と樹脂を混合した成形材料。家電用モーターを中心に、自動車用モーター、センサーなど多彩な用途で使われる。省エネルギー型家電の世界的な需要増に伴い、省エネ効率を高める部材として需要が伸びている。
これまでタイの納入先には日本と中国の生産拠点から供給してきたが、現地生産に切り替えることでタイムリーに供給できるようにする。
戸田工業アジア(タイランド)は、建設資材や家具などに使われる着色顔料の東南アジア向け輸入販売も手掛ける。
(2017年8月15日 6:43)