市場調査会社の英系カンター・ワールドパネル(タイランド)の調査によると、上半期の国内の日用品の消費額伸び率は昨年同期比1.0%にとどまり、過去11年で最低となった。
8月31日付プーチャッカーンなどによると、コメやトウモロコシなど農産物価格の下落に伴い、農家の収入が低下。農業世帯の購買意欲が回復せず、伸び率を押し下げた。
また、家計債務の増加を背景に、購買に慎重になる消費者が増えていることも同社は指摘した。消費者が少量、少額の購入を好む傾向が強まっているとの分析結果も明らかにした。
一方、健康志向の高まりを受け、ココナツミルクや豆乳、酢などの消費額は増えていると明らかにした。オンライン販売も好調という。
主要3分野の伸び率は、ホームケアが4.1%、パーソナルケアが1.5%、食品・飲料が0.2%だった。
昨年の日用品消費額は前年比1.7%増の4,400億バーツ規模だった。今年は昨年上半期の消費額伸び率2.4%を下回ったことから、通年でも昨年実績に達しないとみている。
(2017年9月1日 6:12)