日立ハイテクノロジーズは10月31日、タイで複数の中小企業が共有できる「シェア工場」の実証事業を開始すると発表した。
製造業向けに工場設備のほか、原材料調達や人材確保・育成などのサービスも備えた「シェア工場」を設置し、日本の中小企業に利用してもらう。海外進出の負担を軽減し、現地生産を支援する。日本貿易振興機構(ジェトロ)の「日ASEAN新産業創出実証事業」に採択された。
インターネットを幅広く利用するIoT技術を導入することで、日本からの遠隔監視を可能とし、生産状況・検査データの閲覧、担当者への指示などを日本からリアルタイムで行えるようにする。日立ハイテクノロジーズが販売も支援する。
コスト削減効果などを実証し、2018年度の事業化を目指す。高い技術を持ちながら海外進出が困難な中小企業が多く、需要は大きいと見込んでいる。
(2017年11月2日 6:17)