工業省工業振興局は12日、韓国の医療機器メーカー、メディアナと自動体外式除細動器(AED)などの技術移転で覚書を締結した。5年内に10万台の国内生産を目指す。
AEDは心臓病患者らの心停止の際の救命に役立つ機器。現在はすべて海外からの輸入品を利用しており、年間輸入額は90億バーツ。メディアナからタイ企業が技術移転を受け、国内生産できるようにする。
政府は将来的にはすべてのビルや公共施設、病院などへのAED設置を目指しており、国内生産が望ましいとみている。
コプチャイ局長は「X線装置などハイテクな医療機器は輸入に頼っており、医療機器全体でも輸入比率が高い」と指摘。AEDの国内生産により、タイの競争力が高まると期待を示した。
メディアナは1993年の設立。AEDのほか、生体情報モニターや心電計、内視鏡カメラなどを製造・販売している。海外では米国、ブラジル、インド、ドイツに子会社を持っている。
(2017年12月14日 6:51)