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神戸製鋼所は15日、自動車用の線材を生産するタイの合弁会社コベルコ・ミルコン・スチールの株式を追加取得し、連結子会社化したと発表した。特殊鋼線材事業の強化を図る。
これまでは建設鋼材・棒鋼大手のミルコン・スチールと折半出資だったが、ミルコンから株式の25%を買い取り、出資比率を75%に引き上げた。取得額は5億7,500万バーツ。
合弁会社は普通鋼と特殊鋼の線材を手掛けており、ミルコンは普通鋼事業の電炉ビレット供給と販売を担い、神鋼は特殊鋼事業の高炉ビレット供給と販売、生産技術協力を担ってきた。今後も両社の協力体制は維持しつつ、特殊鋼線材事業を強化するため神鋼の連結子会社化で合意した。
神鋼は「自動車生産の拡大が見込まれる東南アジアで、グループ一体となったマーケティング、線材から二次加工製品までの総合的なサプライチェーン管理によるサービスを実現する」としている。
合弁会社は2016年に設立され、東部ラヨン県に工場を設置している。年産能力は48万トン。昨年の売上高は54億4,410万バーツ、純利益は3億6,920万バーツだった。
(2022年11月16日 9:18)