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建材・接着剤メーカーのアイカ工業(本社・名古屋市中村区)は19日、接着剤メーカーのADBシーラントを買収すると発表した。
シンガポール子会社のアイカ・アジア・パシフィック・ホールディングス(AAPH)を引受先とする第三者割当増資を実施し、株式の49.0%、議決権ベースで51.0%を取得する。取得額は約3億5,400万バーツと各種調整額。引受日は11月29日を予定している。
ADBシーラントは昨年、プラスチック・接着剤メーカーのアプライドDB(ADB)から接着剤とシーラント製品、DIY用品事業を分離して設立された。中部サムットプラカーン県に工場を設置し、溶剤ゴム系接着剤では国内で高いシェアを握っている。
AAPHグループは、アジア太平洋地域8カ国で21社、23工場を展開しており、接着剤や産業用樹脂の事業を拡大してきた。ADBシーラントは、AAPHグループにないシーラント製品のラインアップを持っており、AAPHグループのブランド力と販売網を活用してアジアで販売することで、AAPHグループの小売市場での地位を強化できると見込んでいる。
また、グループ内の技術シナジーを生かしてADBシーラント製品の高品質化を進め、接着剤市場でシェア拡大を図る。アジアで1位の接着剤メーカーを目指す。
AAPHは12年にアイカ工業の100%子会社となって以来、年平均10%の成長を続けている。資本金は2億600万シンガポールドル(約52億5,440万バーツ)。
(2024年9月23日 19:26)