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三洋化成工業(本社・京都市東山区)は14日、プラスチックに添加する帯電防止剤をタイで生産すると発表した。今後の需要増に対応するため、日本とタイの2拠点に生産体制を拡充する。
現地法人のサンヨーカセイ(タイランド)が東部ラヨン県のロジャナ工業団地内の工場で年産能力1,500トンの生産設備を建設する。2021年4月の稼働開始を予定している。
現在は鹿島工場(茨城県神栖市)で生産しており、タイ工場と合わせた年産能力は4,700トンとなる。
プラスチックの帯電を半永久的に防止する「ペレスタット」「ペレクトロン」シリーズを増産する。電子機器などの静電気による障害や事故を防止するため幅広い用途で使われている。電子機器や精密部品の包装・搬送材料用を中心に需要が拡大。防爆用など用途も広がりつつあり、旺盛な需要が続くとみて生産能力増強を決めた。
三洋化成工業は「タイで生産体制を整えることで、生産拠点の複数化によりグローバルな安定供給体制を強化する」としている。
サンヨーカセイ(タイランド)は1997年設立。2001年に生産を開始し、界面活性剤や製紙・繊維用化学品、塗料・インキ用樹脂、自動車シート用ポリウレタンフォーム原料などを生産している。
(2019年2月15日 9:33)