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クモ糸繊維などのバイオ素材を手掛けるスパイバー(本社・山形県鶴岡市)はこのほど、東部ラヨン県で工場の着工式を行った。初の海外拠点となる。
現地法人のスパイバー(タイランド)がイースタン・シーボード工業団地内に工場を建設する。初期投資額は4,410万ドル(約13億5,000万バーツ)。衣料や自動車部品などに使われる新素材の繊維の原料となる構造タンパク質を生産し、鶴岡市の本社工場に供給する。2021年の生産開始を予定している。
発酵・精製による生産に必要となるバイオマス(生物資源)が豊富なことなどから、タイでの生産を決定。昨年11月にスパイバー(タイランド)を設立していた。
タイ工場の建設計画を進めるため、スパイバーは官民ファンドのクールジャパン機構から50億円を調達。三菱UFJ銀行など日本の金融機関から計50億円の融資も受けている。
タイ製の原料を加工する日本本社でも紡糸設備や研究開発設備の拡充などを計画し、三菱UFJリースと15億円規模のリース契約を結んだ。
(2019年6月26日 8:22)