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古河電気工業は27日、現地法人の古河メタル(タイランド)=FMT=から出資を引き揚げると発表した。投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が保有株を買い取る。
古河電工はFMTの筆頭株主として株式42.25%を保有しており、来年3月2日にすべて売却する。FMTによると、売却額は7億2,800万円となる見込み。FMTはタイ証券取引所(SET)に上場しており、SETの規定に従い、JIPは残る全株を対象に株式公開買い付け(TOB)を実施する。
古河電工はインフラ・自動車分野に投資を集中させる計画に基づき、FMTを含む鋼管・鋼板事業をJIPに売却することを決めた。
FMTは1988年設立。中部サラブリ県ケンコイの工場でエアコンや冷蔵庫に使われる銅管を生産している。昨年の売上高は65億1,560万バーツ、純利益は1億4,460万バーツ。
JIPは神戸製鋼所の子会社のコベルコマテリアル銅管も来年3月2日に買収する予定。古河電工から取得する事業との一体的な運営を計画している。エアコン用の銅管がメーンとなる。
タイでは東部ラヨン県に工場を構える現地法人のコベルコマテリアル銅管(タイランド)とFMTを連携させる。世界的なエアコンと銅管の需要増に対応し、事業拡大を目指す。
(2019年9月30日 9:38)