欧州連合(EU)の欧州議会は、タイの政治的状況について意見交換するためとして、インラック前首相に招待状を送付した。タイ貢献党筋が23日明らかにした。
24日付各紙によると、前首相の出国には軍政と最高裁判所の許可が必要。許可されれば、前首相は招待に応じる意向という。
招待状では、日時は前首相の都合次第、場所は欧州議会が開かれるベルギーの首都ブリュッセルか仏ストラスブールと提案されている。
欧州議会は招待状の中で、「タイはクーデター以降、実に懸念される状況にある。少なくとも2017年半ばまで民政はなく、不安定な時期が続く」とし、コメ担保融資制度をめぐる前首相の起訴や国民議会の弾劾決議も懸念の要因と指摘した。
軍政は前首相に対し、無許可での出国を禁止。昨年は2回の海外旅行を許可したが、今年2月には前首相が計画した海外旅行を不許可としたことを明らかにしている。
(2015年11月24日 9:30)