中央行政裁判所は11日、タクシン元首相の旅券(パスポート)無効化をめぐる訴訟で、外務省による無効化の仮差し止めを求めた元首相の申し立てを却下したと明らかにした。
12日付各紙によると、海外逃亡中の元首相は先月、同省が旅券を無効にした措置は違法だとして、弁護士を通じて取り消しを求めて提訴した。仮差し止めも求めていたが、中央行政裁は無効化による被害が不明などとして却下した。
元首相は昨年5月、軍事クーデターは枢密院の指示で起こされたとの見解を表明したことが問題とされ、同省が国家の安全や尊厳を脅かしているとして旅券を無効にした。
(2016年1月12日 8:47)