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最高行政裁判所は22日、インラック元首相が在任中にコメ担保融資制度で国家に損害を与えたとして、100億2,800万バーツの賠償を命じる判決を言い渡した。
国営タイ通信(TNA)などによると、巨額の損失の発生や不正を知りながら、実質的な高値買い取りとなる同制度を推進していた責任があると認定した。軍事政権下の2016年に財務省が357億1,700万バーツの賠償を命じ、反発するインラック氏側と行政訴訟になっていた。
同氏は2011~14年に首相を務め、軍政下の17年に同制度をめぐる刑事訴訟でも職務怠慢などの罪で実刑判決を受けた。判決直前から海外に逃亡している。
同氏はタクシン元首相の妹で、ペートンターン首相の叔母。タクシン氏は早期に帰国させたい考えを示していたが、今回の判決で実現が遠のいたとみられている。
(2025年5月23日 6:20)