
東急百貨店のタイ2号店の開業を翌日に控えた18日、運営会社のPTリテール・コーポレーションは、初年度に7億~9億バーツの売上高を目指す方針を発表した。日本のイメージを前面に出し、中高所得層の取り込みを狙う。
2号店の「パラダイスパーク店」はバンコク都内東部の高級ショッピングセンター(SC)「パラダイス・パーク」の1~2階に入居し、延べ床面積1万3,000平方メートル。衣料や化粧品、スポーツ用品、文具などを販売する。食料品は販売しない。
日本ブランドの商品を充実させ、内装も日本をイメージしたデザインとした。開業記念に日本旅行などが抽選で当たる販促キャンペーンを展開する。
早野高最高経営責任者(CEO)は「バンコクの発展に伴い、特に東部で高い購買力を持つ中高所得層が増えている。高品質な商品をそろえ、日本の百貨店のような雰囲気で提供していく」と述べた。
1日当たりの来客数は平日3万人、週末4万人と見込んでいる。新店舗をモデルに郊外型店の展開を狙っている。
同社は東急百貨店の子会社、バンコク東急百貨店と不動産開発大手MBK傘下のパラダイス・リテールの折半出資の合弁会社。昨年10月に設立された。
東急百貨店は1985年にタイ1号店の「マーブンクロン店」をオープン。バンコク都心の大型SC「MBKセンター」に入居している。93年に都内で「ラチャダ店」も開業したが、98年に閉店しており、新規出店は約22年ぶりとなる。
(2015年6月19日 5:57)