タイ小売業協会(TRA)は3日、主要小売業者の販売減速が続いているとし、暫定政府に対する政策提言を発表した。
同協会の調査では、第1四半期の主要小売業者の売上高は昨年同期比2.6%増にとどまった。2012年には伸び率が12.0%に達したが、13年は6.3%、14年は3.2%、昨年は2.8%と低下が続いている。
現在の販売伸び悩みの原因として、農産物価格の低迷などで低中所得者の購買力が弱まっていると指摘。中高所得者が海外旅行での消費を増やしていることや、外国人観光客が買い物をタイ旅行の主要目的としていないことも挙げた。
暫定政府に対し、輸入関税や付加価値税(VAT)の減免措置、消費刺激のための所得控除、免税店の規制緩和による増設促進などを提案している。
(2016年5月4日 6:52)