
免税店運営のキングパワー・グループのウィチャイ会長は14日、格安航空タイ・エアアジアと事業拡大に向けて全面的に協力する方針を発表した。
ウィチャイ氏一族がタイ・エアアジアの持ち株会社アジア・アビエーション(AAV)の株式39%を取得。経営に参画することが決まり、今後の方針を明らかにした。
タイ・エアアジアと協力し、新たな商品やサービスを導入していく方針。共同ブランドの投入やキングパワーの取扱商品の機内販売、共同の販促、ネット通販などを予定している。
両社とも中国人観光客を大きな収入源とするなど顧客層が似ており、相乗効果が生まれると期待。「両社にとって特に中国には大きな可能性がある」と述べた。中国や東南アジア諸国での出店も狙っている。
キングパワーを創業した同氏を含むシリワタナプラパー家の5人は13日、AAVの株式39%を約79億4,500万バーツで取得。AAVのタサポン最高経営責任者(CEO)らベレウェル家の3人から保有株の大部分を買い取った。株式公開買い付け(TOB)も実施する。
タサポン氏はAAVとタイ・エアアジアのCEOを引き続き務める。ウィチャイ氏とともに記者会見し、中国線の拡充などに取り組む考えを示した。
(2016年6月15日 7:11)