音楽・芸能最大手GMMグラミーは24日、地上デジタルテレビ事業などの完全子会社GMMチャンネル・トレーディングが大手財閥TCCグループからの出資を受け入れると発表した。折半出資の合弁会社とする。
酒造最大手タイ・ビバレッジを創業し、TCCグループを率いるジャルーン・シリワタナパクディ氏の息子2人が所有するアデルフォス社が、GMMチャンネル・トレーディングの新株を約10億バーツで取得する。
GMMチャンネル・トレーディングは、地上デジタル放送のテレビ局GMM25を運営するGMMチャンネル、テレビ番組制作のGMM・TV、ラジオ番組制作のGMMメディアなど5社を傘下に抱える。
GMMグラミーは、地上デジタルテレビ事業が赤字の大きな要因となっていることから、出資を受け入れるもよう。今年に入り、傘下の地上デジタルテレビ2局のうち、ワンを運営する子会社の経営権も、バンコク航空などを経営するプラサートーンオーソト家に譲った。
一方、酒造や不動産開発などのTCCグループはメディア事業を拡大する。今年3月には地上デジタルテレビ事業で業績が悪化した出版大手アマリン・プリンティング・アンド・パブリッシングも傘下に収めている。
(2017年8月25日 6:56)