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東急百貨店は29日、バンコク都心の「MBKセンター店」の営業を来年1月末で終了すると発表した。35年にわたり営業してきたタイから撤退する。
同店は1985年8月に開業し、子会社のバンコク東急百貨店が運営。大型ショッピングセンター「MBKセンター」の核テナントとして1~4階に入居している。近隣の大型小売店の増加による競争激化などで売り上げが伸び悩んでいた上、新型コロナウイルスの影響で主要ターゲットだった外国人観光客が激減。営業継続が困難と判断した。
タイでは昨年1月末に都内の「パラダイス・パーク店」も営業を終了していた。郊外型店を展開する狙いだったが、業績が低迷した。
東急百貨店はシンガポールや香港などからも撤退し、「MBKセンター店」が海外で唯一の店舗となっていた。
東急百貨店の撤退により、タイの日系百貨店は都内の「サイアム高島屋」だけとなる。92年開業の「バンコク伊勢丹」も今年8月末に営業を終了した。
(2020年10月30日 9:06)