日系企業の昇給率4.0%に低下、JCC調査
盤谷日本人商工会議所(JCC)が7月31日発表した「賃金労務実態調査」によると、今年の昇給率(中央値)は製造業、非製造業とも4.0%にとどまり、それぞれ前年比1.1ポイント、1.5ポイント低下する見通しとなった。昨年の昇給率も同0.1ポイント、0.3ポイント低下した。表示
JCC会員企業を4~5月に調査し、445社が回答。今年の昇給率は実績と見込みを合わせて集計した。景気減速を反映し、全業種で前年より下がる見通しとなり、「前年より下げる」との回答が製造業で76.2%、非製造業で67.6%に上った。業種別では、製造業は「電気・電子機械」(83.0%)、非製造業は「貿易」(89.3%)が最も高かった。 今年の昇給率の最高は、それぞれ「化学」「通信・サービス」の5.0%だった。
一方、昨年の昇給率(中央値)は製造業が5.1%、非製造業が5.5%。初任給(基本給と諸手当、月額、中央値)は、製造業の高卒ワーカーが6,680バーツ、大卒事務職が1万1,200バーツ、非製造業の大卒営業職が1万5,000バーツだった。
昨年の平均賞与(中央値)は、製造業が前年比横ばいの2.8カ月、非製造業は0.1カ月減の2.8カ月。業種別のトップは、製造業が「自動車・自動車関連」(4.0カ月)、非製造業が「貿易」(3.0カ月)だった。
また、1年前と比べたタイ人の従業員数は、製造業で「減った」が65.6%に上った。特に「自動車・自動車関連」(81.8%)「電気・電子機械」(74.5%)で目立った。非製造業は「変わらない」が45.9%で最多だった。
労働組合が結成されている企業は、製造業が28.7%、非製造業が4.7%。一般社員の定年退職年齢は、ともに「55歳」が最多。自社退職金制度の導入率は、それぞれ72.8%、69.0%。退職後に備えるプロビデントファンドの導入率は83.3%、67.9%だった。
(2009年8月2日 5:43)
トップページ
ログアウト
▲ページトップに戻る