警察は3日、警官をひき逃げし、死亡させた疑いで、栄養ドリンク剤「レッドブル」製造会社の創業者チャリアウ・ユーウィタヤ氏の孫のウォラユット・ユーウィタヤ容疑者(27)を逮捕した。
タイの大富豪として知られたチャリアウ氏は今年3月に88歳で死去。飲料大手TCファーマシューティカル・インダストリーズの創業者でオーナーだった。
4日付各紙によると、ウォラユット容疑者は3日午前5時半ごろ、高級スポーツカーのフェラーリでバンコク都内のスクンビット通りソイ47付近を走行中、男性警官(48)のバイクをはね、そのままトンロー通りの自宅まで逃走した疑い。警官は約200メートル引きずられ、死亡した。
同容疑者は「車の前にバイクが割り込み、避けられなかった」などと供述し、容疑を認めている。保釈保証金50万バーツを支払い保釈された。
また、警察はユーウィタヤ家が雇っている運転手を逮捕しようとしたトンロー署の幹部を更迭した。同容疑者の身代わりと知っていた疑いがあるとみている。
(2012年9月5日 14:58)