
インラック首相は13日、洪水被害が発生した中部と北部の4県の被災地を視察した。昨年の洪水に比べると水量が少なく、昨年のような深刻な被害は再発しないとの見方を示した。
国営タイ通信(TNA)などによると、首相は中部アユタヤ、北部ナコンサワン、スコータイ、ピサヌローク各県の被災地を視察。ヘリコプターで移動し、県知事らから報告を受けた。アユタヤ県バンバン郡では被災者に救援物資を手渡し、激励した。
市街地が冠水するなど大被害が出たスコータイ県では、老朽化した防水堤防の決壊と豪雨が重なり、被害が広がったが、すでに事態は収まりつつあるとの見方を示した。
首相は視察終了後、「河川や運河の水量は少なく、管理できる水準にある。政府は昨年より洪水にうまく対応できる」と自信を示した。また、「下流域の各県に対し、洪水の南下に備えるよう命じた」と述べた。
(2012年9月14日 14:27)