天然資源・環境省公害管理局(PCD)は13日、原油流出事故で被害を受けた東部ラヨン県のサメット島の水質検査で、安全基準の29倍に上る濃度の水銀が検出されたと発表した。
首相府広報局などによると、原油が漂着したアオプラオビーチの海水から、安全基準(1リットル当たり0.1マイクログラム以下)を上回る2.9マイクログラムが検出された。ほかの海岸より大幅に濃度が高く、原油漂着が原因という。
同局は遊泳を避けるよう呼び掛ける一方、自然に濃度は低下していくと説明した。今後も定期的に検査を続ける。
原油流出事故は先月27日に発生。同局は今月3~4日に同島の海岸12カ所でサンプルを採取して検査した。カドミウムや揮発性有機化合物(VOC)など水銀以外の濃度に問題はなかった。
(2013年8月15日 9:44)