ウィタヤー保健相は27日、国内で初めて新型インフルエンザ感染による死者を確認したと発表した。40代の男女2人で、女性は心臓に慢性疾患を抱えていた。
国営タイ通信(TNA)などによると、40歳の女性は今月14日に風邪の症状を訴えてバンコク都内の 私立病院に入院したが、肺炎を併発し、20日に死亡した。遺族の要望で病院から政府への報告が遅れたという。
海外旅行から帰国した42歳の男性エンジニアも今月18日に発熱し、医師の診察を受けた。その後、症状が悪化したため23日に入院したが、27日に死亡した。
▼感染者数1289人
28日には80人の感染が新たに確認され、累計感染者数は1,289人となった。同日時点で20人が入院し、治療を受けている。アピシット首相は同日のテレビ放送で、感染が疑われる場合は早期に治療を受けてほしいと呼び掛けた。
保健省は新型インフルエンザの予防方法など情報を提供するホットラインを29日に大幅に増やし、感染拡大の予防に努める方針。
(2009年6月28日 4:35)