
暫定政府は21日、ロイクラトン(灯ろう流し)など伝統行事に関連する娯楽的な祝祭イベントを禁止せず、控えめに開催させる方針を発表した。
首相府広報局などによると、プミポン国王の死去を受け、国家文化委員会が対応を決定し、タナサック副首相が発表した。来月14日のロイクラトンのほか、クリスマス(12月25日)、年末年始、旧正月(中国正月、1月28日)、ソンクラーン(タイ正月、4月13~15日)のイベントが対象。コンサートやミスコンテストなど派手なイベントは禁止し、花火も事前許可を義務付ける。参加者にも喪章など適切な服装を義務付ける。また同相は、外国人観光客の服装が適切でないケースがあるとみて、空港で喪章や注意文書を配布する考えも明らかにした。
すでに暫定政府は、経済活動の停滞を避けるため、政府機関が主催する国際見本市などのイベントは中止せず、予定通り開催する方針を打ち出している。
一方、民間企業のイベントは中止や延期が相次いでおり、少なくとも暫定政府が国王死去後に娯楽活動などを控えるよう求めた30日間は開催自粛の動きが続きそうだ。
日系企業のセミナーや商談会なども中止や延期が続出している。また、バンコク日本人学校とシラチャ日本人学校は来月13日の運動会の中止を決めた。
(2016年10月25日 7:23)