バンコク都内で行われていたプミポン前国王の葬儀が29日、終了した。30日に服喪期間が明け、タイは新時代を迎えることになる。
葬儀は25日から5日間の日程で王宮と周辺で行われ、最終日の29日に納骨の儀式が行われた。前国王の遺体は26日に火葬され、遺骨は王宮内に納められた。臨時の公休日となった26日は、会場に10万人を超える一般参列者が詰め掛け、全国各地で献花などの儀式が行われた。
オームシン首相府相は28日、公務員・国営企業職員の服喪期間が29日で終了するとあらためて宣言。プラユット暫定首相も同日の定例テレビ番組で、葬儀に協力した公務員やボランティア、参列者ら国民に感謝の意を表明した。
前国王は昨年10月13日に88歳で死去。在位期間は70年に及び、国民の敬愛を集めていた。
暫定政府の要請もあり、葬儀が行われる今月はテレビ・ラジオ局などメディアは娯楽色が強い内容を自粛。一般企業も派手なイベントを控えるなど追悼ムードが広がっていた。完全に服喪期間が明けたことで、今後は徐々に通常の状態に戻る見通し。
前国王の後継者となるワチラロンコン新国王は昨年12月1日に即位した。年内にも戴冠式が行われ、祝賀ムードが広がることになりそうだ。
(2017年10月30日 6:27)