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英製薬大手アストラゼネカは2日、タイで新型コロナウイルスワクチンの委託生産を開始したと発表した。東南アジア向けの生産を計画し、まずタイ向けに出荷を開始した。
王室系の製薬会社サイアム・バイオサイエンスが中部パトゥムタニ県の工場で受託生産を開始。まずタイ政府が計画している無料の大規模接種用に供給を開始した。
3日付各紙によると、政府が7日に予定している大規模接種の開始に備え、第1弾として180万回分(90万人分)を保健省に出荷する。今月中の出荷量は計600万回分となる見込み。政府は年内に人口の7割強の接種を目指しており、同社のワクチンをメーンに使用する。
同社にとって東南アジアで唯一のワクチン生産拠点となった。タイ向けのほか、数週間以内に東南アジア諸国への輸出も開始する。
国内では2月28日から接種が開始され、これまでは中国の製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)のワクチンがメーンだった。今月2日までの接種人数(接種1回以上)は395万9,356人となっている。
(2021年6月4日 9:01)