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国境付近で軍事衝突が続くタイとカンボジアの首脳会談が28日、マレーシアで行われ、無条件の即時停戦で合意した。
東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のマレーシアが仲介役となり、プームタム首相代行(副首相兼内相)とカンボジアのフン・マネット首相がクアラルンプール近郊で会談。29日午前0時からの停戦で合意した。仲介に加わった米国と中国の駐マレーシア大使も同席し、会談は2時間半続いた。
29日に両国軍の非公式会合を開くことや、来月4日に国境問題を協議する両国の一般国境委員会(GBC)を開催すること、両国の首相、外相、国防相同士の直接連絡を再開することなどでも合意した。マレーシアは停戦監視チームの派遣方針を表明した。
両国軍は24日から東北部の国境付近で衝突。26日に東部でも衝突し、海軍も出動した。タイ政府の28日発表によると、これまでのタイ側の死者は民間人14人、兵士8人の計22人、負傷者は民間人37人、兵士103人の計140人。カンボジア軍の砲撃による被害が多発した。
政府は国境付近の住民を避難させており、避難者はカンボジアと国境を接する東北部4県、東部3県の計7県で13万9,646人に上っている。
(2025年7月29日 4:41)