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盤谷日本人商工会議所(JCC)が8月30日発表した「賃金労務実態調査」によると、日系企業の今年の昇給率(中央値)は製造業が4.3%に前年比で0.2ポイント低下し、非製造業が5.0%で横ばいにとどまる見通しとなった。
JCC会員企業を4月に調査し、製造業328社と非製造業(駐在員事務所含む)321社の計649社が回答。今年の昇給率の実績と見込みを合わせて集計した。景気減速を反映し、「前年より上げる」との回答は、製造業で20.4%、非製造業で19.4%にとどまった。
初任給(基本給と諸手当、月額、中央値)は、製造業の高卒ワーカーが1万1,300バーツ、大卒事務職が1万7,000バーツ、大卒技術職が1万9,500バーツ。非製造業の大卒営業職は2万バーツ。
昨年の平均賞与(中央値)は、製造業が3.6カ月、非製造業が2.5カ月で、それぞれ前年比で0.1カ月増、横ばいだった。
前年と比べたタイ人の従業員数は、製造業では「増えた」が41.5%で最も多く、非製造業では「変わらない」が42.4%で最も多かった。
また、労働組合が結成されている企業は、製造業の35.2%、非製造業の2.6%。過去1年間に労使紛争が発生した企業は、製造業が8社、非製造業が1社だった。
一般社員の定年退職年齢は、製造業では55歳が66.1%、非製造業では60歳以上が45.9%で最も多かった。独自の退職金制度や退職者向け準備基金(プロビデント・ファンド)を導入している企業は、製造業で84.7%、非製造業で57.4%だった。
(2019年9月2日 8:35)