タイ国鉄のユタナー総裁は6日、首都圏鉄道整備事業のレッドラインのバンスー~ランシット間を5部門に分けて発注する方針の撤回を表明した。円借款を提供する国際協力機構(JICA)の承認が得られなかったという。
7日付バンコクポストによると、建設工事の迅速化のため5部門に分割する方針だったが、JICAは迅速化につながらないとみており、品質低下にも懸念を示した。国鉄は当初の計画通り3部門に分 けて発注する。
これにより、資金力や技術力の要求水準が高まるため、中堅建設会社の入札参加が実質的に不可能となり、大手ゼネコンなどと日本企業の共同企業体(JV)が応札すると業界関係者はみている。
(2009年7月8日 4:51)