米連邦航空局(FAA)は1日、タイ運輸省航空局の安全審査に問題があるとし、安全性の評価を格下げしたと発表した。これにより、タイの航空会社の米国線の増便や新規路線、新規就航が禁止された。
タイの航空会社は米国に乗り入れていないため直ちに影響は出ないが、米国と同様の規制が他国にも広がる可能性が指摘されている。
FAAは今年7月以降の現地調査の結果、タイの評価を「カテゴリー1」から「カテゴリー2」に格下げした。航空会社を規制する法規が不十分であり、航空局の専門知識や人材、情報管理なども不足していると説明した。
航空局の安全審査については、国際民間航空機関(ICAO)も問題があるとの判断を示していた。これを受け、日本や韓国などがタイの航空会社の乗り入れを制限し、運輸省は改善に取り組んでいた。
(2015年12月2日 9:45)