タイ国鉄(SRT)は24日、地方の2区間の複線化工事をゼネコン大手2社などに発注した。総延長は約300キロ、発注額は約340億バーツに上る。
入札で発注先を決定し、契約の調印式を行った。いずれも工期は36カ月。来年2月に着工する見込み。現行のレールに併設し、同じ狭軌(1,000ミリ)とする。信号・通信システムなども発注に含まれる。複線化で運行本数や速度のアップが可能となる。
1区間はチラ通り(東北部ナコンラチャシマ県)~コンケン(東北部コンケン県)の187キロ。発注額は約234億バーツ。ゼネコン大手チョーカンチャンとチョ・タウィー・コンストラクションのCKCH共同企業体(JV)に発注した。
もう1区間はチャチュンサオ(東部チャチュンサオ県)~ケンコイ(中部サラブリ県)の114キロ。発注額は約105億バーツ。主要部分の104キロをゼネコン大手シノタイ・エンジニアリング&コンストラクションに、トンネル部分の10キロを建設会社ライト・トンネリングにそれぞれ発注した。
国鉄は貨物輸送の効率化などを目的に複線化を進めている。同区間に接続するチャチュンサオ~レムチャバン港では2012年に複線化が完了している。
(2015年12月25日 9:44)