財務省関税局は、バンコク首都圏の路線バス用に輸入された天然ガス自動車(NGV)100台について、原産地証明書が不正に使われた疑いがあるとみて通関を保留し、調査を進めている。
8日付バンコクポストなどによると、中国のバスメーカー、上海申竜客車の販売代理店ベストリン・グループが、マレーシア製の車両として輸入したが、実際には中国で生産された疑いがあるとみている。中国製なら税率は40%、マレーシア製なら関税は免除される。
車両はマレーシアから東部チョンブリ県のレムチャバン港に1日に到着した。ベストリン・グループは、自動車組み立て生産などを手掛けるマレーシアのR&Aコマーシャル・ビークルに発注していた。
路線バス運営のバンコク大量輸送公団(BMTA)に15日に引き渡す予定だったが、遅れる可能性も出てきた。同公団が489台を33億8,900万バーツで発注し、最初に到着した100台だった。
(2016年12月9日 7:39)