大手財閥ジャルーン・ポーカパン(CP)グループは、自家用ジェット機専用ターミナルの運営事業に参入する。空港運営の国営エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)から南部のプーケット空港での開発・運営を受託した。
国内で2カ所目となる自家用ジェット機専用ターミナルを建設する。国内初の専用ターミナルはドンムアン空港にあり、エムジェッツが運営を受託している。
3日付バンコクポストによると、自家用ジェット機のチャーター便を運航するCP傘下のサイアム・ランド・フライング(SLF)が事業権を獲得した。同社が30年間の運営を受託する代わりに、ターミナルを建設してAOTに土地ごと譲渡し、収入の一部も分配する。
独自に確保したプーケット空港の隣接地2万7,200平方メートルにターミナルを建設する。投資額は2億バーツを超える見込み。今年2月18日から27カ月以内に完成させることが契約に盛り込まれた。燃料供給や機体整備のサービスも提供する。
SLFは1991年設立。ドンムアン空港を拠点に自家用ジェット機を運航し、ビジネスや観光、救急搬送などに利用されている。
一方、同空港で専用ターミナルを運営するエムジェッツは、ホテル・外食チェーン大手マイナー・インターナショナルのハイネッケ会長らが設立。2007年に自家用ジェット機の運航会社として創業し、10年にターミナルを開業した。
(2017年5月4日 6:30)