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タイ中央銀行は9月27日、政策金利(翌日物レポ金利)を2.50%に0.25ポイント引き上げた。予想外の利上げとなり、過去約10年で最高となった。
金融政策委員会(MPC)が全会一致で決定した。利上げは8会合連続。中銀は「金融政策によりインフレ率を目標レンジ内に維持し、長期的にマクロ経済や金融の安定化を目指すため、金利を引き上げた」と説明した。また、「経済の先行き不透明感に対し、政策の余地を確保する必要がある」とコメントした。
ブルームバーグの調査では21人のエコノミストのうち10人、ロイター通信の調査では27人のエコノミストのうち6人に利上げ予想はとどまっていた。大半は物価上昇率が安定しており、中銀が政策金利を据え置くとみていた。
中銀は昨年8月10日に約3年8カ月ぶりに政策金利引き上げに踏み切った。これ以降の過去8会合で各0.25ポイント引き上げており、引き上げ幅は計2.00ポイントとなった。
今年の国内総生産(GDP)伸び率予測については、3.6%から2.8%に下方修正した。来年の伸び率予測は3.8%から4.4%に引き上げた。
(2023年9月28日 14:09)