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香港系の物流会社ケリー・エクスプレス(タイランド)はこのほど、仕分け施設の自動化などに10億バーツを投じる計画を明らかにした。運営効率と生産性の向上を図るのが目的。
2日付バンコクポストなどによると、これまでの半自動化から完全自動化する。これにより仕分け作業が3~4倍早くなり、人的ミスを1%以下に減らせるという。すでに4カ所の仕分け施設のうち、2カ所で自動化を実現した。残り2カ所についても来年3月までに完全自動化する。
また、個人間取引(CtoC)向けサービスでデジタルマッピングを推進。効率的な集荷や配送ルートを提案することで、生産性が20%上昇すると期待している。また、将来的には無人による自動配送につなげたい考え。
同社の配送能力は1日190万個。1万5,000人が従事している。
同社は昨年の連結決算で、最終損益が28億2,980万バーツの赤字だった。インターネット通販の需要が伸び悩んだ上、競争激化で料金が低下。燃料価格の上昇などでコストが増加し、赤字となった。今年上半期も18億バーツの赤字。自動化やデジタルマッピングの導入で、来年には黒字化できると見込んでいる。
(2023年11月3日 16:09)